国会議事堂中央ホール 幅5m×高2.5m

仕様と特性

仕様と特性

弊社製ステンドグラスの特性

① 意匠性・設計自由度

全て受注製作(オーダーメイド)のため、意匠・寸法・形状は自由です。

② 外部使用

可能です。

弊社ステンドグラスは防水仕様になっております。

設置環境により施工方法が異なりますので、ご相談下さい。

③ 耐風圧性

弊社製ステンドグラスは耐風圧実験により風速57mの耐風圧をクリアーしております。

④ 高い安全性・耐久性

明治よりの伝統技術に改良を加えた独自後方により、FIX にて使用の場合、創業より約70 年間、経年による湾曲、変形は一切ございません。

⑤ 耐候性

表面着色ではないため、経年劣化による変色劣化はありません。

全面半田+銅皮膜により、内部の鉛が露出しません。

設計時の留意点

① 仕様

厚さ7mm(6.8mm 網入りガラスに相当)
ガラス厚3mm(鉛線部 7mm)
最大寸1,500×3,000 まで対応
補強材任意面に300~450 間隔で真鍮FB を接合

② 納まり(→施工図参照)

6.8mm 網入りガラスに相当する施工方法と同様です。

ステンドグラス厚7mm+両面シール幅が必要です。

両面室内FIX の場合、シールは不要です。

押縁は四方必要です。のみ込み幅は15mm を見込んで下さい。

③ 付加機能

ステンドグラス自体に防犯・断熱・防音・結露防止等の機能はございません。外部に併設する複層ガラスに依存します。詳しくはお問い合わせ下さい。

④ 防火設備について

ステンドグラスは防火設備に認定されておりません。

 運搬・施工時の留意点

① 平置き厳禁

運搬・積載時等平置きにしますと、持ち上げる際に度割れを起こす可能性があります。必ず垂直に立て、お取り扱い下さい。

天井面施工の際はご相談下さい。

② 納まり(→施工図参照)

6.8mm 網入りガラスに相当する施工方法と同様です。

外部に施工する場合、雨仕舞に留意し施工して下さい。

③ 外周見え掛かり

ステンドグラス外周の鉛線が3~5mm 程度出るよう製作しております。設置の際は、必ず見え掛かり四方の中心に合わせてから固定して下さい。

全国標準一式施工も請け負います。ご相談下さい。

※補強について

真鍮補強角材はステンドグラスに接合して納品致しますので、ステンドグラス一体としてお考え下さい。

見え掛かり寸法で斜めにカットしておりますので、押縁のみ込み部分には掛かりません。

制作

ステンドグラスの取り付けのこと施工と言います。

ステンドグラスの使用場所、大きさ等により、透明ガラス(3~10mm)を入れ、真鍮補強材を裏打ち致します。

施工法は、ガラス工事と同様ですが、扱いが難しいため、当社で施工いたします。

押縁は四方ともに外れるもので、のみこみ15ミリ角以上の物をご用意ください。

溝幅はステンドグラス(7mm)+シール幅(片側3mm以上)です。

ステンドグラス厚さ=押縁の最低溝幅 7~8ミリ(条件によっては最高で15ミリになります。)
真鍮補強材W4.5×H6~15mm
外部ガラスとの空間は、
補強の高さ+30ミリ必要です
H型鉛線 W3~16ミリ

また、ステンドグラスが施工困難な箇所に関しましても、当社にて枠の設計・製作・施工まで一貫して行います。

結露工事に関しましては「結露」をご覧ください。