ステンドグラスの歴史研究家 田辺千代 Study  [研究レポート]  

ステンドグラスの歴史研究家 田辺千代

HOMEプロフィール研究レポートステンドグラス探訪お問い合わせ著作権について

HOME > 日本のステンドグラスの歴史
お知らせ
田辺千代プロフィール
ステンドグラス史研究レポート
近代建築ステンドグラス探訪
掲示板
リンク

 

郷土神奈川第42号論文
日本のステンドグラス史
神奈川のステンドグラス

小田原史談  第193号   2003年(平成15年)3月
小田原駅のステンドグラスなど

神奈川新聞 ぽぷり欄
ステンドグラス記事抜粋

 

 

 

 

「小田原駅のステンドグラスなど」   田辺千代
          

小田原史談  第193号 2003年(平成15年)3月

 
↑陽光に輝くスレート葺きの駅舎
小田原停車場

大正九年(ー九ニ〇)十月二十一日、県立二中と辻村農園跡地に小田原停車場が誕生した。人間の年齢に直すと、今年八十三歳になる。
 城下町、宿場町として賑わいをみせた小田原の地は、明治維新後、政治的・経済的基盤が弱まり、町から活気が失われつつあり、そんな中での鉄道の開通は、どれほどの思いで待たれたことであったろうか。
 駅の誕生は、小田原の新たな出発になった。幾多の要人、皇族、文人が別荘、保養地としてつかい始め、芸術家も徐徐に移り住んで独得の雰囲気をもつ町に変化してゆく。小田原地方新聞記事日録によると、当時活躍した政界財界の人々や、皇族方の小田原駅乗降の様子が詳細に記録されている。が、それだけではなく、庶民の暮らしにも深く関わった。日中戦争、太平洋戦争に出征する兵士を見送り、遺骨になった兵士を出迎えた駅でもあった。
 平成十五年、ニ○〇三「小田原停車場はその使命を終え、新しく生まれ変わる次代の駅にバトンを渡し、取り壊されることになった。

 
 1/3 |次へ

 

■17.6.6 三知作品発見!

栃木県桐生市の旧家にて、三知日記より現存する作品を確認しました。桐生タイムス6/4夕刊に掲載されました。

 

ページの先頭へ  
(c)copyright 2004 Tanabe Chiyo All Rights Reserved.